【茶道】抹茶ってどんなお茶? 〜抹茶と緑茶の違い〜
こんにちは!
ありんこです。
今回は
『抹茶と緑茶の違い』
について紹介していきます
茶道のお稽古を始めてから
私が疑問を持ったものの一つに
抹茶と緑茶の違いがありました。
その中で
一緒に茶道を始めた仲間は
抹茶と緑茶の違いを
ちゃんと理解していました。
お茶会の時でもお稽古の時でも
お茶の話はするんですよね
そんな時
お茶が主役の茶道の世界で
お茶の違いがわからないと
恥ずかしい思いをしてしまいます
お抹茶と緑茶の違いが
わかる人は意外に
少ないんですよね
お友達とも
” お茶 ”について話せるように
今しっかり違いを
理解しておきましょう ♪
抹茶と緑茶の違いは…
そもそも
原料となる茶葉が違う
抹茶は碾茶(テンチャ)
というお茶を
粉末にしたもので
緑茶は煎茶
(普段飲んでいるお茶)を
粉末にしたものであります
じゃあ…
碾茶ってなに?
茶葉に強い日差しが
当たらないようにして
育てた茶葉を
蒸して乾燥させて
余分なものを取り除いて
作られたお茶です
日差しが当たらないように
育てるのは旨味の多い
柔らかな新芽へと
成長させるためです。
その後、石臼などで
粉末状にします。
価格が高い理由は
よしず棚などで茶畑を
覆ったりして、摘み取るまでの間に
手間がかかっているからなのです。
じゃあ…
煎茶ってなに?
煎茶は、
緑茶が日差しが当たらないように
育てていたのに対して
直接日光を遮ったりしないで
普通に育てた茶葉が煎茶です。
煎茶は太陽の日差しを
いっぱいに浴びて
伸び伸びと育てた茶葉を
蒸して揉んで乾燥させて
余分なものを取り除いて
作られています。
日光にたくさん当てることで
旨み成分のテアニンが
渋み成分のカテキンに変身します。
まとめると
抹茶と煎茶の違いは…
①原料となる茶葉の違い
抹茶は碾茶というお茶を粉末にしたもの
緑茶は煎茶を粉末にしたもの
②緑茶成分の違い
抹茶には旨味成分のテアニンが
たくさん含まれており
緑茶には、体に良い成分の
カテキンが沢山含まれています
茶葉の違いは
わかる方は多いのですが
どんな茶葉を使っているのか
どんな方法で育てているのか
なかなか成分にまで
気づくことは少ないですよね
お友達との会話の中で
この知識があると
話にも入りやすく
知らないお友達にも
豆知識として
教えてあげることができます
茶道の作法だけでなく
茶道の中での小さな知識や
楽しみ方を沢山身につけて
苦痛に感じる
お茶会も楽しいものに
していきましょう ♪
次のブログでは
『濃茶と薄茶の違い』
について紹介していきます
最後までお付き合い頂き
ありがとうございました ♪
素敵なお茶会に
なりますように 。
【茶道】拝見での茶花の楽しみ方がわからないあなたへ
こんにちは!!
ありんこです。
今回のブログでは
『茶花の楽しみ方』
について紹介していきます ♪
茶室には必ず
茶花がありますよね。
茶室にさりげなく彩りを
添えるのが茶花。
でも、実際は…
拝見の時
見てはるけれど
何を見たらいいのか
わからない…
茶花の楽しみ方が
わからない…
亭主の意図が
読み取れない…
最初は茶花の意味も
茶花の大切さにも
気づくこと少ないですよね
でも、この茶花の
楽しみ方を知っていると
お茶会の楽しみ方も
感じ方も全く変わってきます
お茶会の茶花が
楽しみになるように
なるでしょう
茶花は春には春の花を
秋には秋の花が
楚々として控えめに
茶室に季節感を伝えます。
茶花の特徴として
○主に季節感のある
山野草でつぼみや
控えめな花が好まれます
○花形が決まっておらず
花や枝を自然のままに使い
必要以上の手は
加えません
○花を「生ける」とは
言わずに「入れる」の言います
○入れるときは一本一本
入れずに手の内で組み合わせて
一度に入れます
茶花には家の周りで
見かける花もよく使われるため
「これ見たことある!」
というお花も見かけるかもしれません
緊張する茶室の中に
自分の馴染みのある
お花を見たら
心が和みますよね ♪
冬は寒さに耐えて開く
けなげでかつ
凛とした気品の姿が
茶室に緊張と安らぎを
与えてくれます
夏は暑さの中で咲く
涼やかさと
1日だけの命のはかなさ
が茶人に好まれています
実は茶花の楽しみ方に
定義はなく
最初は、茶花を見て
あ、これ見たことある!
この色元気が出るなぁ
シックな色合いだから
背筋が伸びるなぁ
など、見たそのままの
感情を大切にしてください ♪
それが、亭主が私たちに
感じて欲しい感情であります
その感情を大切にすることで
お茶会の中で茶花の
話が出た時も
自分の感想がはっきり
言葉にできるようになるので
お友達との会話も
楽しめるようになれますし
お花を見ることによって
世事を忘れることができて
沈んでいた感情も
明るくなれます
お茶会の中での小さな
楽しみを増やすことによって
お茶会が待ち遠しく
なるでしょう
何度かお茶会に参加する
ようにになると
一見すると地味に見えるお花でも
季節の情景を思い浮かべたり
亭主の心配りに気づかされたりと
多くの広がりを見せます
花入れも季節によって
決まりもありますので
器にも目を向けれるように
なるといいですね ♪
お茶会の茶花をもっと楽しむために
今から外に出て家の近くに生えている
茶花を見てみてください!
この草花素敵だなぁなど
この花はこの季節に
咲くんだ〜など
日常生活の中でもお花に触れ合う事
ができ自分の知っている
お花が入れてあると心が和んで
お茶会も楽しみになりますよ ♪
日本の草花の繊細さや
その刹那を楽しむことの出来る
日本人の感性に触れて
より花や文化を楽しんでいきましょう
次のブログでは
『抹茶のお茶の種類』
について紹介していきます
最後までお付き合い頂き
ありがとうございました ♪
素敵なお茶会に
なりますように 。
【茶道】流派の違い
こんにちは!
ありんこです。
今回は
『 流派の違い 』
について紹介していきます
茶道には流派が
たくさん存在しますよね
お茶会でも、
「あれ、知っているのと違う…」
と思うことがあるかもしれません
茶道にどんな流派があるのか
その特徴を少しでも
頭に入れておくと
お茶会の楽しみ方も
増えますね ♪
また、会話の中で
流派の話が出てきても
会話の和に入ることが
できるようになります ♪
茶道の流派は千利休を始祖として
当時は一つの流派でした。
ですが、利休の初代とした時の
四代目から流派が分かれ
その後様々な分裂を繰り返し
今日の茶道には多くの流派が存在します
茶道には三千家という
代表的な流派が存在します
武者小路千家を総称した呼び方で
千利休のひ孫達から
始まったとされています。
この流派は祖である宗左が
利休の茶道を正純に次ぐものとして
始めたので、千家の古くからの
作法を忠実に守ってきた流派です
『表千家』
『表』というと華やかな
イメージがありますが
実は逆で
使うお道具や仕草は質素で
華やかさはありませんが
わびさびの心を
一番感じることができます
大きな違いの一つとして
お抹茶の立て方にあります
表千家のお茶は
泡の中に池のように
泡のない部分が三日月状に
広がります
表千家のお抹茶は
抹茶の味がダイレクトに
伝わるんですよね
他にも
菓子器は菓子を見せない
蓋つきのもの
お茶碗の出し方も
表千家は反時計回りに
二回まわす
などの作法があります。
『裏千家』
学校の茶道クラブなどで
一番多く取り入れられており
「三千家」の中で
最大の茶道人口を誇る流派です。
『裏』という名前とは裏腹に
表千家に比べるととの所作や
道具は華やかなのが特徴です。
表千家のお茶は
あまり泡が立たないのに対して
裏千家のお茶は
細かい泡が表面を覆ってる
カプチーノ風です
泡によってまろやかになるので
初心者でも飲みやすく
なっています。
他にも
菓子器は菓子を見せる
蓋なしの鉢
また、お茶碗のまわし方も
表千家は反時計回りに
回すのに対して
裏千家は時計回りにまわします。
『武者小路千家』
この流派の特徴は
「合理的な動き」です
武者小路千家の何度も消失
建て替えを繰り返しています
その度に、それまでの茶室の
無駄を無くしてきたことから
必要のない所作を極限にまで
省いた経緯があります
また小規模ながら、千利休に
始まった茶道のわびさびに
重きを置き、保守的な流派として
知られています
お抹茶は表千家同様
あまり泡は立てません
菓子器も表千家同様
お菓子を見せない
蓋つきの器を使います
すごく似ていますよね(・Д・)
それでも、流派によって
それそれの生い立ちや
作法に思いが込められているのです
お茶会に行った時
これらのことを知っているだけで
その人がどの流派かわかりますし
「自分が知っているのと違う」
と焦ることもなくなります。
流派の数だけ作法も違いますので
その違いも是非楽しんでください ♪
次のブログでは
『茶花の楽しみ方』
について紹介していきます
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました ♪
素敵なお茶会に
なりますように 。
【茶道】恥をかかないお抹茶の頂き方
こんにちは!
ありんこです。
今回は、
『 お抹茶の頂き方 』
について紹介していきます
お菓子も頂いて
ついに
お抹茶ですね ♪
大前提として
お抹茶をいただく前に
必ずお菓子は食べ終わって
おきましょう!
この客作法を心得ておかないと
お茶碗を回さずに
正面から頂いてしまって
周りから冷ややかな目で
見られてしまったり…
お茶碗の扱いが雑に
見えてしまって、亭主の方から
悪い印象を持たれてしまったり…
この薄茶の客作法では
まず知っているか知らないか
がポイントになってきます
この薄茶の客作法を
知っていることで
緊張感漂うお茶席でも
キョロキョロせず
自分のペースで
落ち着いてできます
お茶会本来の
魅力を味わえて
心も豊かになります
堂々と作法をこなすことで
お友達からも憧れの存在に
なります ♪
茶道では
お茶碗を”持つ”とは言わずに
”扱う”と言います。
茶碗を扱う時は
右手で持ち、左手を添えて
必ず両手で扱います。
お抹茶をいただく時は
他の作法と違い
特に細かい作法を要します
① 茶碗が目の前に運ばれたら
お隣に挨拶をしましょう
右手で茶碗の横を取り
左手で扱って
右手で手前を持ちます。
自分とお隣の間、
縁内に置きます。
そして
「お先に頂戴します」
と礼をします。
② 次は亭主に挨拶しましょう
右手で茶碗を取り
左手で扱って
右手で膝前、縁内に置ます
亭主に
「お点前頂戴します」
と挨拶をして一礼しましょう
③ お抹茶を頂きましょう
茶碗を右手で取り左手で受けて
両手で軽くおし頂きます 。
手前(時計回り)に
二度回して
正面が左横に
向くようにしましょう
お抹茶を飲みます。
抹茶は二、三度で飲みましょう。
一口飲んで、一度お茶碗を置くことは
しないようにしましょう
お抹茶が最後になったら
スッと音を立てて吸いましょう
これが飲み終わりの
合図になります。
飲み口を指先でぬぐい
懐紙で清めます
お茶碗を向こう(反時計回り)
に二度回して正面を戻します
右横を持ち
膝前、緑内に置きます
④ お茶碗の拝見をしましょう
両手をついて
茶碗の形を右、左を拝見します
次に手にとって
茶碗の内側や高台などを
拝見します
この時、茶碗は低い所で
扱いましょう
高く上げないしょうに
慎重に扱いましょう
右手で膝前におき
再び右、左と拝見します
⑤ お茶碗を出された位置に
戻しましょう
お茶碗を持ち
向こうに二度回して
茶碗の正面を亭主側に向け
茶碗の右手前を持って
出された位置に戻します
これで
薄茶をいただく作法は
終了です。
お茶を頂くだけで
こんなに作法があるんです…
この動作が体に染み込むまでは
もちろんキョロキョロしたり
失敗もしてしまうかもしれません。
しかし、一番大切なのは
思いやりや譲り合いの心
尊敬や感謝の心
そして
ものを大切に扱う心 です。
これらを形にしたものが
薄茶の客作法なのです。
茶道のこの心構えや作法は
経験を積めば積むほど
生活に生かされていくんですよね。
ある日、生活の中で
食器の扱い方や
動作が丁寧になっている
このに気づきます。
あなたも茶の湯の心の
大切さに気付かされるでしょう
次のブログでは
『 流派の違い 』
について紹介していきます
最後までお付き合い頂き
ありがとうございました ♪
素敵なお茶会に
なりますように 。
【茶道】お菓子の取り方で恥ずかしい思いをしたくないあなたに
こんにちは!
ありんこです。
今回はお茶会に参加するに当たって
難関の一つ
『 お茶菓子の取り方 』
について紹介していきます
お茶菓子を頂く目的の一つとして
お菓子の甘みによって
本来のお茶の味を際立たせる
事にあります
茶の湯ではどのお菓子も
色や形が工夫された
季節感のあるお茶菓子
が用意されます
亭主は、
道具を組み合わせるのと同じように
お菓子にも心を配り
会のテーマや季節など
客のことを考えてお菓子を
用意しているのです
茶道ではお菓子一つにも
たくさんの想いが
込められているんですね
それに伴って、
その思いに応えるためにも
お菓子の取り方一つにも
ちゃんと作法があるんです。
あなた一人だけ
お辞儀のタイミングが
合わなかったり…
お隣のお客さんの
問いかけにうまく答えられず
恥ずかしい思いをしてしまったり…
作法がわからず
いいようにしていいるつもりでも
はたから見てよろしくない
扱い方をしていたり…
これではせっかくの
お茶会もいい思い出には
なりませんよね。
亭主や他のお客様に対して
失礼のないように
しっかりとした作法を
身につけていきましょう
そうすることで
動作で亭主に感謝の
気持ちも伝えられますし
他のお客様との
コミュニケーシンも
円滑に進みます
あなたのお友達からも
きっと尊敬される
存在になるでしょう!
お茶菓子には 、主菓子(おもがし)
と呼ばれるものと干菓子(おひがし)
と呼ばれる2種類のお菓子があります
通常のお茶会では
濃茶席では主菓子
薄茶席では干菓子
が振舞われるのですが
しかし薄茶席のみの茶会の場合
主菓子も干菓子も振舞われます。
お茶菓子は、お手間の
茶筅通しが始まる頃に
正客の前に運ばれてきます
亭主からの
「どうぞ、お菓子をお取りください」
でお菓子をとり
正客からの
「頂きましょう」
の言葉でお菓子を口にします
決して、正客の声かけの前に
お菓子を口にすることが
無いようにしましょう。
流派により多少の違いは
ありますが、
ここでは表千家の
お菓子の取り方を紹介していきます
① 菓子器が前の前に運ばれてきたら
亭主側からの一礼を受けて
一礼で返します
②菓子器を、畳の縁外、
自分と次の客との間に置き
軽く手をつきお辞儀をしながら
「お先に」と挨拶します
この時、次客以降は
菓子器を動かす必要はなく
手をついて「お先に」の
挨拶だけしましょう
③ 正面に菓子器を戻し
亭主に「頂戴いたします」
の挨拶と一礼をします
④懐紙を膝前に起き
左手を菓子器に添え
箸を使って菓子をとり
懐紙に取ります
この時、懐紙の和は
自分側に向いているように
しましょう
⑤ 菓子を取り終えたら
箸の先を懐紙の右肩で清め
菓子器に菓子を戻します
⑥ 次の客に菓子器を
回します
(菓子器は畳縁外、自分と
次客の間に置きましょう)
⑦ 最後のお菓子をとった場合は
菓子器の正面を右回しで変え
亭主に返す形にしましょう
最初は細かい動作も必要で
ぎこちない動作になってしまいますが
慣れてしまえば
体が自然に動くようになります
取ることだけに集中することなく
お菓子の美しさ
菓子器との取り合わせ
盛り込んだ風情や味
もしっかり
味わいましょう (*´꒳`*)
次のブログでは
『 お抹茶の頂き方 』
について紹介します
最後までお付き合い頂き
ありがとうございました ♪
素敵なお茶会に
なりますように。
【茶道】すぐに脚が痺れてしまうあなたへ
こんにちは!
ありんこです。
前回は
『 綺麗な立ち振る舞い 』
につて紹介しました ♪
今回は、前回のブログの
中にもあった『 正座 』
について書いていきます!
皆さんも一度は正座で辛い思い、
したことありますよね ( i _ i )
私はお稽古し始めの頃は
5分正座するだけで痺れていました。
そのため
お客さんの時は、自分でお茶碗を
取りに行くことが出来ず
周りに迷惑をかけてしまったり…
お点前から最後の片付けの時
立てなくてその場で立ち尽く
してしまってゴタゴタな
お点前になってしまいました…
その間の時間は
本当に地獄です。。
足を崩そうにも
なかなか崩せないのです。。
皆さん明るい雰囲気にしていて
くれますが、恥ずかしくて
本当に落ち込みました。
せっかくのお茶会台無しに
したくないですよね。
お友達に迷惑を
かけたくないですよね。
実は、ちゃんと
対処法があるのです ( ・∇・)!
まずは、これを見てください 。
これは座り方べつにしびれ具合を
四段階で評価したものです。
背筋や重心によって
脚のしびれ具合が
だいぶ変わってくることが
わかります。
脚のしびれは
・神経の圧迫
・血流の悪さ
からきているので、
血行を良くしてあげれば
改善できます ♪
これを元に、
私の経験も含めて
お話していきます ♪
まずは、
◉ 痺れないコツ
についてです (^^)
ポイントは
『 重心を分散させる 』
ことです。
具体的には
① 背筋を伸ばす
体重が足にかかりにくくなる上に
見た目も綺麗な姿勢になります。
② 腰を入れる(腰を返す)
体の重心を前に持っていくことで
足首にかかる負担を軽減する
ことが出来ます。
③ 親指を重ねる
足首で縁を作って、その中に
お尻を納めるように座ります。
それでも、慣れない正座には
簡単に負けてしまいますよね( ; ; )
そんなあなたに、次は
◉ しびれ対策
について紹介していきます。
この時のポイントは、
『 重心を移す 』
ことです。
痺れそうだと感じたら、
左足か右足のどちらかに
重心を移してあげてください。
そして交互に
重心を変えていくのです。
ですが、姿勢が悪く見えますので
ほどほどに、対策しましょう。
また、正座した状態で
親指を動かすのも
効果的です ♪
それでも痺れてしまう
あなたには
◉ しびれ対処法
について紹介していきます (^^)
跪座(ぎざ)の姿勢
をとりましょう
これは膝をつけた状態で
つま先立ちをした格好です。
(これ一番効きます!)
この姿勢なら、座った状態から
さりげなく出来ますし、
最初は辛いかもしれませんが
すぐに解消します!
どうでしょうか…
脚がしびれることは茶道の中では
よくあることですが、
脚のしびれは長年の経験に
よってもだいぶ違いがあるため、
練習して慣れることをお勧めします。
茶室の中で実践できることを
まとめましたので是非参考に
してみてくださいね (*´꒳`*)
次のブログでは
『 お菓子の取り方 』
について書いていきます。
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました ♪
素敵なお茶会に
なりますように 。
【茶道】綺麗な立ち振る舞いは基本の動作で決まる!
こんにちは!!
ありんこです。
今回は、” 綺麗な立ち振る舞い ”
について紹介していきたいと思います。
実はこれ、お茶の世界では
経験値が現れてしまうほど
重要な事なんです。
お点前や流れは、
ある程度頭に入れておけば、
正客やお詰めにならない限り
乗り越えられるんです。
ですが、
今回お話ししていく
” 座り姿 ”
” お辞儀姿 ”
” 歩き姿 ”
” 立ち姿 ”
には自信と落ち着きが
もろに表れてしまうのです。
自信なく見えるのは
嫌ですよね。
私も茶道はじめたての時は
ひたすら座って立っての
練習をしていました
その甲斐あって
一緒にお稽古する方に
あなた姿勢が凄く綺麗だわ〜
経験は結構長いの?
と聞かれる機会が
とても多かったのです。
客作法はおぼつかなくても
基本の動きを身につけることで
落ち着きある自身に満ちた動き
を習得しましょう (^o^)
① 座り姿
茶の湯では畳で行うことが大前提であり
部屋の配置から道具の配置まで全て
座ることを基準にして作られています。
◉ 基本姿勢
背筋を伸ばし腰を貼りましょう
足は親指だけを軽く重ねます
両膝の間は拳一個分くらい開けましょう
自然で楽に座ることができます。
顎を引いてまっすぐ前を見ると
綺麗な姿勢になります。
◉ 両手の位置
客は膝の上で自然に重ねます
亭主は離して膝の上におきます
◉ 向きを変える時
座ったままで向きを変える時は
女性は畳に手をついたまま
膝を操ります。
( これが案外難しい… ( ; ; ) )
男性は両手を膝に置いたままで
膝を操って回ります。
② お辞儀姿
茶道のお茶会ではお辞儀の場面が
多く存在します。
客と亭主の心の交流として
とても大切な動作なので
その時々のお辞儀の意味を
しっかり理解してお辞儀で表現しましょう
◉ 深いお辞儀
両手を膝から滑らせるように畳に
おろし、膝前に着きます。
指先は間が少し開くように
「ハ」の字に置き、相手を見てから
深く頭を下げます。
この時、頭だけを下げるのではなく
上体を腰から自然に前へ
倒すようにします。
ここで肘を丸く曲げるようにして
体を傾けると姿が綺麗に見えます ♪
一つ一つの動作を
落ち着いてゆっくり
行いましょう。
また、お辞儀は意識していないと
浅いお辞儀になってしまったり
相手の方よりも早く頭を
あげてしまったりしてしまいます。
せっかくの綺麗な作法が
台無しになってしまいます。
◉ 軽いお辞儀
手を膝がしらまでおろし、
指先を畳について
軽く頭を下げます。
③ 歩き姿
畳一畳を六歩(半畳を三歩)
で歩きます。
土踏まずで歩く気持ちで
やや、すり足ぎみに
自然に歩きましょう。
お道具を持っている時は
確実に、安定した動きを
心がけましょう。
手が空いている時は
両手は自然に前に置き
目は二、三歩前を見ます。
畳の縁や敷合わせ、
敷居は踏まないようにして
畳の中央を進みます。
④ 立ち姿
「一束立ち」(いっそくだち)
という立ち方をします。
両手を膝に置いたまま腰を浮かせ
両足を揃えたままでかかとを立て
ゆっくりと立ち上がります。
この時、腰を曲げずに
上体が揺れないようにして
注意して、すっと立ち上がれるように
なりましょう。
特にこの立ち姿には人によって
変わってくるんですよね ♪
しっかり練習していきましょう!
最後に、全てに共通して言える
しなやかで美しい立ち振る舞いは
”背筋を伸ばすこと”
”指を揃えること”
”落ち着いてすること”
です ♪
日々の生活の中でもこのことを
意識するだけであっという間に
綺麗な客作用が身について
しまうのです。
私も、茶道を始めてから
特に食事の時、箸の扱い方やお茶碗の
扱い方で褒められるようになりました。
日々の意識から
みんなに『素敵』と
思われるような
作法を身につけましょう ♪
次のブログでは
『 正座 』
について書いていきます。
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました ♪
素敵なお茶会に
なりますように。