【茶道】恥をかかないお抹茶の頂き方
こんにちは!
ありんこです。
今回は、
『 お抹茶の頂き方 』
について紹介していきます
お菓子も頂いて
ついに
お抹茶ですね ♪
大前提として
お抹茶をいただく前に
必ずお菓子は食べ終わって
おきましょう!
この客作法を心得ておかないと
お茶碗を回さずに
正面から頂いてしまって
周りから冷ややかな目で
見られてしまったり…
お茶碗の扱いが雑に
見えてしまって、亭主の方から
悪い印象を持たれてしまったり…
この薄茶の客作法では
まず知っているか知らないか
がポイントになってきます
この薄茶の客作法を
知っていることで
緊張感漂うお茶席でも
キョロキョロせず
自分のペースで
落ち着いてできます
お茶会本来の
魅力を味わえて
心も豊かになります
堂々と作法をこなすことで
お友達からも憧れの存在に
なります ♪
茶道では
お茶碗を”持つ”とは言わずに
”扱う”と言います。
茶碗を扱う時は
右手で持ち、左手を添えて
必ず両手で扱います。
お抹茶をいただく時は
他の作法と違い
特に細かい作法を要します
① 茶碗が目の前に運ばれたら
お隣に挨拶をしましょう
右手で茶碗の横を取り
左手で扱って
右手で手前を持ちます。
自分とお隣の間、
縁内に置きます。
そして
「お先に頂戴します」
と礼をします。
② 次は亭主に挨拶しましょう
右手で茶碗を取り
左手で扱って
右手で膝前、縁内に置ます
亭主に
「お点前頂戴します」
と挨拶をして一礼しましょう
③ お抹茶を頂きましょう
茶碗を右手で取り左手で受けて
両手で軽くおし頂きます 。
手前(時計回り)に
二度回して
正面が左横に
向くようにしましょう
お抹茶を飲みます。
抹茶は二、三度で飲みましょう。
一口飲んで、一度お茶碗を置くことは
しないようにしましょう
お抹茶が最後になったら
スッと音を立てて吸いましょう
これが飲み終わりの
合図になります。
飲み口を指先でぬぐい
懐紙で清めます
お茶碗を向こう(反時計回り)
に二度回して正面を戻します
右横を持ち
膝前、緑内に置きます
④ お茶碗の拝見をしましょう
両手をついて
茶碗の形を右、左を拝見します
次に手にとって
茶碗の内側や高台などを
拝見します
この時、茶碗は低い所で
扱いましょう
高く上げないしょうに
慎重に扱いましょう
右手で膝前におき
再び右、左と拝見します
⑤ お茶碗を出された位置に
戻しましょう
お茶碗を持ち
向こうに二度回して
茶碗の正面を亭主側に向け
茶碗の右手前を持って
出された位置に戻します
これで
薄茶をいただく作法は
終了です。
お茶を頂くだけで
こんなに作法があるんです…
この動作が体に染み込むまでは
もちろんキョロキョロしたり
失敗もしてしまうかもしれません。
しかし、一番大切なのは
思いやりや譲り合いの心
尊敬や感謝の心
そして
ものを大切に扱う心 です。
これらを形にしたものが
薄茶の客作法なのです。
茶道のこの心構えや作法は
経験を積めば積むほど
生活に生かされていくんですよね。
ある日、生活の中で
食器の扱い方や
動作が丁寧になっている
このに気づきます。
あなたも茶の湯の心の
大切さに気付かされるでしょう
次のブログでは
『 流派の違い 』
について紹介していきます
最後までお付き合い頂き
ありがとうございました ♪
素敵なお茶会に
なりますように 。