【茶道】失礼な上がり方してない?意外とみられてる正しい玄関の上がり方
こんにちは!
ありんこです。
今回は
『玄関の正しい上がり方』
について紹介していきます。
私たち日本人にとって人前で
靴を脱いで家に上がる
ことは日常茶飯事ですよね
お茶会に参加するにあたって
靴の脱ぎ方が汚い人や玄関の上がり方が
失礼な人というイメージを
もたれるのは嫌ですよね。
その中でも、靴の脱ぎ方一つにも
玄関の上がり方一つにも
合理的で美しい所作が
あります。
茶道の世界では、
相手のことを考えて
行動する方が多い分
みなさん礼儀があり
玄関の上がり方一つでも
ちゃんとみられています。
その中で、出会って玄関に
上がる時点で、この人は
相手のことを思いやっているのか
礼儀があるのか、ないのか
みられているんですね。
どんなに美しく上品な所作でも
気配りが無ければ
周囲を不快にしてしまいます。
逆に玄関の上がり方に礼儀がある人は
お友達からも尊敬され
お茶会にも良い雰囲気で
望めるでしょう!
そうなるためにも、
今のうちからちゃんと
玄関の上がり方の所作を
頭に入れておきましょう ♪
◉玄関の上がり方
① 玄関に向かって
まっすぐ向きながら
そのまま靴を脱いで
一旦玄関に上がります
この時、左足から
上がります。
② 出迎えの亭主に
お尻を向けないように
膝をつきながら斜めに構え
履き物の向きを変えます。
③ 靴を置く場所は
家人から遠い方または
下座側、シューズボックス側
の端に寄せて置きましょう
次の人が履物を脱ぎやすく
なりますし、
寄せた方が謙虚で
良い印象を与えます。
◉ 靴の履き方
下座側に揃えておいていた靴も
帰る頃には家人が真ん中に
移動してくださるはず。
家人を尊重する意味で
真ん中を避け
少し下座側に寄せてから
履くのが礼儀です。
この時も、なるべく
家人にお尻を向けないよう
配慮しましょうね ♪
しかし、もし家人が隣の方との間隔を
開けて配置していてくれていたとしたら
その意を汲んでそのまま履きましょう。
複数で帰る場合は
「お先に」と声をかけて
なるべく素早く履いた方が
気が利いています。
どうでしょうか?
細かい気配りに関しては
取り上げられないほど
ありますが
日常の中でこのような
気配りができたら
素敵ですよね ♪
また、自分がお客さんとして
だけでなく、
招く側となったときにも
参考になります。
意識しないで
この作法をマスターする為にも
今すぐ玄関に行って靴を
履いて正しい上がり方
を練習してみて下さい!
意味を知っていれば、
どんな玄関にでも
対応できるようになります。
初対面の方からでも
「おっ」と思われるような
玄関の入り方に
挑戦してみましょう!
次回のブログは
『 お茶会で着物に
踏み出せないあなた 』
に向けてメッセージを送ります。
最後までお付き合い頂き
ありがとうございました ♪
素敵なお茶会に
なりますように。