【茶道】濃茶と薄茶の頂き方を知らないあなたに
こんにちは!
ありんこです。
今回は
『 濃茶と薄茶の違い 』
について紹介してきます。
お抹茶の頂き方に2種類
ある事をご存知でしたか?
私は、恥ずかしながら
お稽古を始めて
しばらくたってから
お茶会を機会に知りました。
濃茶と薄茶の違いを
ちゃんと理解していないと
濃茶と薄茶の言葉の使い方に
違いがあることを知らずに
間違った用語を使ってしまい
恥をかいてしまったり…
濃茶は回し飲みすることを
知らずに一人で全て
頂いてしまって周りから
冷ややかな目で見られたり…
また、濃茶と薄茶のあり方を
理解しておくことで
それぞれのお茶を頂く時
より安らぐお茶会になります ♪
濃茶と薄茶の立て方の違いを
知っている事で亭主のお点前を
拝見することが楽しくなります ♪
” 濃茶 ”と” 薄茶 ”には
知らないと恥をかいてしまう
明確な違いがあるんですね(・Д・)
濃茶を頂く前にこのブログを見て
自信をつけていただきましょう !
◉ 濃茶と薄茶の味わい
『薄茶』
普段私たちが甘味処で頂くような
淡い緑色の泡だったお茶のことです。
薄茶はさらりとした味わいで
とても親しみのある
飲みやすい味わいです。
『濃茶』
薄茶に対して特に上質な抹茶を
たっぷり使って練った
とろりと濃いお茶です。
ずっしりと重みがあり
ほのかな甘みとコクが
ある味わいです。
◉濃茶と薄茶の用語の違い
薄茶の場合は
「点てる」
というのに対して
濃茶の場合は
「練る」
と言います。
知らず知らずのうちに
間違った用語を使って
恥をかいてしまうんので
注意してくださいね ♪
◉濃茶と薄茶の頂き方の違い
『薄茶』が一人分ずつお茶を
点てているのに対して
『濃茶』は一つのお茶碗に
人数分たてて回し飲みします。
濃茶は3〜4人で回し飲みするため
最後味頂く人が多くも少なくも
ならないように配慮して
頂く必要があります。
濃茶の場合は
一人「三口半」と言われているので
その分量を飲んで次に回しましょう ♪
◉ 濃茶を頂ける場面
茶の湯で「お茶を差し上げる」
といえば濃茶のことを表します。
また、「粗茶を一服さしあげたく」
としたためられた招待状を頂いたら
濃茶のでる茶事への招待という
ことなのです。
濃茶のお点前は格が高く
特別であります。
普段のお茶会や大寄せの茶会
などでは味わうことは
出来ないでしょう。
◉濃茶と薄茶のお点前の違い
『薄茶』は
茶杓約二杯のお茶に
柄杓で適量のお茶を入れ
茶筅で数十回軽くかき混ぜます
『濃茶』は
茶杓約三杯のお茶を一人分として
人数分茶碗に入れます。
練るときは湯を二回に分けて入れ
かたまりが残らないよう
丁寧に練ります。
薄茶と濃茶にこんなにも
違いがあるんですね(O_O)
この違いを知っていないと
濃茶を一人で全て
頂いてしまうことも
しかねません。
そんなことにならないように
茶事に招かれたときは
このブログを見直して
茶事に挑みましょう ♪
次のブログでは
『 ふすまの開け方 』
について紹介していきます
最後までお付き合い頂き
ありがとうございました ♪
素敵なお茶会に
なりますように 。