【茶道】お茶会の大まかな流れを理解しよう!
こんにちは!
ありんこです。
前回はお茶会に招かれた時の
” 持ち物 ”について学びました。
服装もバッチリ!
持ち物も全部揃えた!
これで完璧!!!
…ではないんですよね ( ・∇・)
そうなんです。
お茶会はただお抹茶と和菓子を
頂くためだけではありません。
流れとしてはそうなのですが
亭主に対する感謝の心や
連客に対する思いやりの心
があるのです。
それを一つ一つの動作で
表さなければなりません。
お茶の世界では
すべて意味のある動作が
考えられて構成されていて
一つの動作ごとに
タイミングなども決まっています。
そのため
この流れを知っていないと
知らない間にタイミングを
逃してしまっていたり
あたふたとしてしまって
迷惑をかけてしまいます。
周りの様子を伺って
キョロキョロすることは
無いようにしましょう。
結果
心に余裕が無くなってしまって
亭主が心を込めてもてなして
くれていても、
その気持ちを受け取ることが
出来なくなるんですよね…
なので…
亭主のおもてなしを
しっかり受け取るためにも
しっかり流れを把握して
次の動作を頭にいれて
心に余裕を持ちましょう
今回は
『 お茶会の大まかな流れ 』
について書いていきます!
次の動作の流れが頭に入っていれば
一つ一つの動作にも余裕ができて
丁寧な動作にも繋がります (^^)
ママ友や、お友達とも
会話する余裕も出てきますよね ♪
① 受付
茶券を渡し中へ案内されます。
② 身支度
廊下や別室に荷物を預ける
場所がしつらえてあるので、
席に持ち込む物以外ここに
預けておきましょう。
洋服の女性はここで
白靴下に履いていきます。
③ 寄り付き (待合)
茶会に招かれたお客様が待ち合わせたり、
席入りの準備をするための場所。
ほとんどの場合、茶室の庭が
外露路と内露路に分けられており
待合は外露路にあります。
④ 蹲 (つくばい)
お茶会の準備が終了し
亭主から声がかかった際に
まっすぐ茶室に向かっては
いけません。
茶室は神聖な場所なので
必ず身を清めてから入りましょう。
蹲は内露路から中門を通った
先にある外露路にあります。
⑤ 席入り
いよいよ席入りです。
正客が一番に入ります。
本来なら一人一人入り口に
正座し、膝前に扇子を置いて
一礼し、にじって入ります。
ですが、大寄せの茶会の場合
人数が多いので立ったまま
歩いて入ることが多いです。
⑥ 着座
前の人に続いて畳の縁を
踏まないように中へ進み、
前の人が座ったら
続いて隣に座りましょう。
⑦ お菓子
一つのお盆に3〜5名分ずつ
水屋の方が運んできてくれます。
懐紙を出して自分の分を取り分けて
次のお隣さんに回しましょう。
みんなが取り終えたら
正客の合図にて
お菓子を頂きます。
⑧ お抹茶
水屋の方がお抹茶を
運んできます。
自分の前に水屋の方が来たら、
礼をして美味しいお抹茶を
いただきます。
この時の作法は
また、別のブログで
丁寧に説明していきますネ!
⑨ 拝見
「おしまいのご挨拶」が終わり
亭主が茶道口を閉めると
飾り残ししてあるお道具を
もう一度拝見していきます。
一期一会と言われる茶会ですから
道具にも名残の心を込めて
改めて拝見しましょう。
⑩ 退席
拝見が終わったら
正客から順に退席していきます。
流派や茶会の規模に
よっても作法などに
多少の違いはありますが
基本的な流れは同じです(^^)
客作法は難しそうですが
やってみれば
ごく自然の行為なのです。
落ち着いて出来るように
イメージトレーニング
していきましょう!
次のブログでは
一番大切な
『 客の心構え 』
について書いていきます(^^)
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました ♪
素敵なお茶会に
なりますように 。