【茶道】差をつけよう!丁寧なふすまの開け閉め
こんにちは!
ありんこです。
今回のブログでは
『丁寧なふすまの開け閉め』
について紹介していきます。
あなたは
ふすまの開け閉めできていますか?
家に和室のある家も
少なくなってきている中で
和室に入ろうとしたとき
ふすまの扱い方に戸惑ったことは
ありませんか?
お茶席では
襖を扱う機会が
非常に多いです。
普段和室に慣れていないのであれば
お茶会に参加するにあたって
襖の扱いには慣れておく
必要があります
襖の扱い方を知らないと
かしこまった席では失礼に
あたることも多く
バツが悪い思いをしてしまう
ことがあります。
また、
襖の開け方を知っている事で
丁寧な所作や立ち振る舞いによって
相手を思いやる気持ちが伝わり
信頼関係を損なわない
気遣いができるようになります
意外に慣れていない(意識しない)
襖の開け閉め。
さらりとこなしてお友達を
驚かしてみましょう!
◉ 襖は必ず座って扱おう
家のふすまを開閉する時
普段は立って行いますよね
ですが、和室では本来、
襖は座って開閉するつもりなので
立ったままでは座っている人を
見下す格好になり失礼に当たります。
「頭が高い」という言葉が
あるように、頭の位置は
相手への敬意を表す上で
とても重要です。
襖の開閉に関わらず
和室での挨拶は必ず
座って行いましょう!
◉ 襖の開け方
① 襖の前に正座をし
「失礼します」と声をかけ
引き手に左手の指をかけます。
これはノックするのと
同じ意味です。
② 5cm程開けたら敷居から
高さが30cmくらいの場所を持ち
ゆっくりと開けていきます
”これから入りますよ”
という意を込めて
ゆっくり開けましょう。
③ 襖が自分の右膝あたりに
きたら右手に持ち替えて
再び閉めます
④ この時、全部閉めずに
5cm程残しておきます。
これは閉めるときに
掴みやすくするため。
全部閉めてしまうと
持つところがなくて
閉めにくくなります。
⑤ 襖を開けたら一礼し
両手を軽く握って体を
支えながらにじって入りましょう
◉ 襖の閉め方
襖の閉め方は基本的には
開け方の逆の動きを
行えば大丈夫です ♪
5cm残しておいた部分を
右手で持ち、
あとは開ける時と
同じ動作をしましょう ♪
襖の開閉だけで
こんなに所作があるなんて
びっくりですよね(・Д・)
私自身も、普段何気なく
やっている所作でしたが
書き出してみると
こんなに細く決められていたのだと
内心びっくりです( ̄∇ ̄)(笑)
それでも、逆に体が覚えてしまえば
なんてことないんですよね。
5cmや30cmの感覚は
体が覚えてしまいます
右や左も全て
体が覚えてしまいます
何も考えずにできるようになると
どんな襖でもどんな和室でも
臨機応変に対応できるようになります♪
家に和室がある方は
今すぐ和室に行って
襖の前に正座してみることから
始めてみて下さい!
開閉だけでなく
声かけや入ってからの
お辞儀も是非練習してみて
下さいね ♪
1日3回毎日続ければ
あっという間に体が
覚えてしまいますよ(*´꒳`*)
次のブログは
『玄関の上がり方』
について紹介します。
最後までお付き合い頂き
ありがとうございました ♪
素敵なお茶会に
なりますように。