【茶道】お茶会に招かれた時の持ち物って?!
こんにちは!!
ありんこです。
前回は、お茶会に招かれた時の
” 服装 ”について学びました。
このブログでは、
お茶会に招かれた時の
” 持ち物 ”について
書いていきます。
お茶会に参加するにあたって
必要な道具が5つあります!
このお道具を持っていないと
結構周りにも迷惑かけて
しまうんですよね…(O_O)
急遽、お隣のお客さんに
懐紙を借りることになったり
茶室に入る時や
拝見の時に一人だけ
扇子が無かったり…
とっても恥ずかしい
ですよね…(/ _ ; )
そんなことにならないように、
お茶会デビューまでに
必要なものをしっかり
準備しておきましょう(*´꒳`*)!
◉懐紙(かいし)
懐紙は、お菓子を頂く時に
お皿のようにして使います。
一枚は着物の懐に
入れておきましょう。
ここでも気をつけるべき点
がいくつかあります!
①男性用と女性用で
懐紙の大きさが違う!
男性:約10×17㎝
女性:約9×14㎝
②正式には「無地白色」
を用います。
ですが、大寄せの茶会では
多少柄が入っていても大丈夫!
(私の場合、懐紙の柄が可愛すぎて
季節や気分で柄を選んで遊んでました ( ・∇・) )
ちなみに懐紙の束の数え方は
一帖(いちじょう)、二帖(にじょう)
と数えます。
さらっと言えると格好いいですよね ♪
また懐紙は、菓子受け以外にも
様々な用途で使えますので
持っておく必須アイテムです!
◉ 楊枝(ようじ)
楊枝は” 菓子切り ”とも言います。
これは名前の通りで
お菓子を頂く際にフォーク
のようにして使います。
楊枝は、金属製、象牙、黒文字
など素材は様々です。
一番はステンレス製が多いです(^^)
楊枝はそのまま懐紙の束の中に
挟み込んでもいいですし、
サヤと呼ばれる入れ物に入れて
懐紙に挟み込んでも構いません。
◉ 扇子(せんす)
扇子は主に、お茶室に入る時
また挨拶やお道具を拝見する時に
使います。
ここでも気をつけるべき点が
いくつかあります!
① 仰ぐものではない!!
これは一番のポイントです。
暑いからといって
広げて仰ぐなんてことの
無いようにしましょう。
これはとっても
恥ずかしいです…(o_o)
② 流派によって種類が違う
表千家:男女共6.5寸(20cm)
裏千家:男性6寸(18.2cm) 女性5寸(15cm)
小さくて懐中しやすいから
表千家でも5寸を使って
いる方もみえます。
③ 白竹と黒塗りがある
これははっきりとした線引きが
あるわけではありませんが、
表千家=黒塗り
裏千家=白竹
というのが一般的だと
言われています。
また、夏は白竹
冬は黒塗りを持つ方も
いらっしゃいます。
イメージとしては
黒塗りの方が格式が高い
イメージがあるため
特別なお茶会に使うもの素敵です!
◉ 袱紗(ふくさ)
袱紗にも種類があって、
使い袱紗:お道具を綺麗にする時
出し袱紗:お濃茶の時抹茶に添える用
の2種類があります。
お茶会に必要なのは
” 出し袱紗 ” です。
ですが、茶会は薄茶のことが
多いのでお濃茶の時に使う
出し袱紗は使用することは
少ないと思います。
ですがやっぱり
持ち物に素敵な出し袱紗が
見えると素敵ですよね (´∀`)
◉ 数寄屋袋(すきやぶくろ)
これは、懐紙、楊枝、扇子、袱紗
を入れるポーチのような物。
「懐紙入れ」や「袱紗挟み」
という名前でも売られています。
『お茶会に参加するだけで
こんなにあるの…』
そうなんです…( ;∀;)
でも、
最低これだけは
揃えて!!という物は
① 懐紙
② 楊枝
③ 扇子
です!!!
最低この3つさえ持っていれば、
無事にお茶会を乗り来れるでしょう!
さあ!
ついに” 持ち物 ”も網羅して
しまったあなたには!!
次のブログでは、
『 お茶会の大まかな流れ 』
について書いていきます(^ ^)
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました ♪
素敵なお茶会に
なりますように。