【茶道】お茶会に招かれた時の服装って?! 〜着物編〜

 

こんにちは!!

 

 

ありんこです。

 

 

前回のブログでは

お茶会に誘われた時の服装

私服編 ”をお伝えしました。

 

 

今回は

やっぱり着物でしょ!

というあなたに。

 

f:id:mugi-arisa:20190718211657j:plain

 

お茶会のシチュエーションに

合わせた着物選びのルール

決まりごとをお伝えしていきます!

 

 

基本的には

“ 絶対着物! ” という事はない

のですが、

 

着物を着ていくと、

” お茶会の雰囲気 ”

” 自分自身の意識 ”

ガラッと変わるんですよね。

 

背筋が勝手に伸びるんですっ♪

心が穏やかになるんですっ♪

顔がにこやかになるんですっ♪

動作が丁寧になるんですっ♪

 

これ、ほんとなんです。

 

あなただけが私服で参加して、

一人だけ浮いてしまう

なんてことの無いように

 

シーン別に

しっかり解説していきます!

 

 

茶道にふさわしい着物って??

 

f:id:mugi-arisa:20190718211845j:plain

 

 

着物には” 柔らか着物 ”(=染めの着物)と

かたい着物 ”(=織の着物)

の2種類があり、茶道に用いるのは

 ” 柔らか着物 ”です。

 

 

 

着物には” 格 ”というものがあり

柔らかい染めの着物=フォーマル向け

かたい織りの着物=カジュアル向け

の格付けになります。

 

 

そのため

いくら高価で素敵な紬の着物でも

あらたまったお茶会には

ふさわしくないと考えましょう。

 

 

◉ 柔らか着物も色々あるけど…?

 

f:id:mugi-arisa:20190718212412j:plain

 

着物といっても、

付下げ訪問着色無地小紋

多くの種類があります。

 

ここでポイントなのは

お茶会の種類格式に応じて

ふさわしい着物を選ぶ

必要があるということ!

 

 

それでは、お茶会のシーン別に

着物を紹介していきます ♪ 

 

 

初釜に着ていく着物

 

f:id:mugi-arisa:20190718212956j:plain



 

初釜とは、新年お祝いのお茶会の事。

新年のご挨拶をしながら

その年の最初のお茶を味わいます。

 

 

初釜は正式なお茶会なので、

準礼装以上の着物

良いでしょう。

 

訪問着、付け下げ

家紋付きの色無地

江戸小紋(紋付)

 

などの華やかな色柄

着物がふさわしいです!

 

f:id:mugi-arisa:20190718212720j:plain

 

また、若い方は

成人式の振袖を着ていくと

場が華やかになって

とても喜ばれます (*´∇`*)

 

f:id:mugi-arisa:20190718212745j:plain

 

外を歩くときは、

道行コート着物衿コートなど

礼装にふさわしいコートを着ます。

 

無地やグラデーションのコート

フォーマル感があって

おすすめです(^^)

 

 

は格式高い柄の袋帯を合わせましょう!

( お茶席って正座してる事が多いので

座っていてもパッと見える帯は

私の中では結構重要なんですよね (^o^)/  ) 

 

f:id:mugi-arisa:20190718212927j:plain

 

 

◉ 月釜親しい間柄

 同士のお茶会

 

f:id:mugi-arisa:20190718212617j:plain

 

月釜とは毎月決まった日にちに

行われるお茶会の事。

 

月釜にも、気軽なお茶席

少し格式高いお茶席

あります。

 

そのため、

先生や知り合いの方に

事前に聞いておく方が

良いでしょう。

 

分からないという場合は

色無地1つ紋

古典柄の袋帯が無難です!

 

 

 

◉ 普段のお稽古

野点などに着ていく着物

 

f:id:mugi-arisa:20190718213205j:plain

 

野点(のだて)とは

野外で抹茶を入れて楽しむ

お茶会の事。

 

初釜とは逆に、

あまり格式高い着物を

着ていくと浮いてしまう

可能性があります。

 

この場合は

小紋などの普段着とされている

着物が良いでしょう!

 

帯も洒落袋帯名古屋帯などの

あまり仰々しくない帯

選びましょう。

 

 

◉ 季節による着物の違い

 

f:id:mugi-arisa:20190718211528j:plain

 

季節の変化がある日本では

当然着物の装いも変わります。

 

10月から5月下旬は裏地のある

袷(あわせ)を着ます。

 

6月9月は裏地のない

単(ひとえ)を着ます。

 

7月8月などの盛夏は

薄物に変えなくてはなりません。

絽(ろ)紗(しゃ)

着物が一般的になります。

 

f:id:mugi-arisa:20190718214151j:plain

 

 

 

 

これであなたも

素敵な着物を着て

自信を持って

お茶席に参加できます ♪

 

 

着物の知識を持って

お茶会に参加すると

他の方との会話も

広がりますね (*´꒳`*)

 

私も先生が着物を着てくるたびに

生地など色々お話を伺っていました。

知識がある分

目が行ってしまうんですね ♪

 

f:id:mugi-arisa:20190718215505j:plain

 

 

お茶会の服装マスターになった

あなたに!!!

 

 

次のブログでは

『 お茶会に必要な持ち物 

についてお話していきます(^^)

 

 

 

最後までお付き合いいただき

ありがとうございました ♪

 

 

素敵なお茶会に

なりますように。