【茶道】お茶会に招かれた時の服装って?! 〜着物編〜
こんにちは!!
ありんこです。
前回のブログでは
お茶会に誘われた時の服装
” 私服編 ”をお伝えしました。
今回は
『やっぱり着物でしょ!』
というあなたに。
お茶会のシチュエーションに
合わせた着物選びのルールや
決まりごとをお伝えしていきます!
基本的には
“ 絶対着物! ” という事はない
のですが、
着物を着ていくと、
” お茶会の雰囲気 ”も
” 自分自身の意識 ”も
ガラッと変わるんですよね。
背筋が勝手に伸びるんですっ♪
心が穏やかになるんですっ♪
顔がにこやかになるんですっ♪
動作が丁寧になるんですっ♪
これ、ほんとなんです。
あなただけが私服で参加して、
一人だけ浮いてしまう
なんてことの無いように
シーン別に
しっかり解説していきます!
◉ 茶道にふさわしい着物って??
着物には” 柔らか着物 ”(=染めの着物)と
” かたい着物 ”(=織の着物)
の2種類があり、茶道に用いるのは
” 柔らか着物 ”です。
着物には” 格 ”というものがあり
柔らかい染めの着物=フォーマル向け
かたい織りの着物=カジュアル向け
の格付けになります。
そのため
いくら高価で素敵な紬の着物でも
あらたまったお茶会には
ふさわしくないと考えましょう。
◉ 柔らか着物も色々あるけど…?
着物といっても、
付下げ、訪問着、色無地、小紋等
多くの種類があります。
ここでポイントなのは
お茶会の種類や格式に応じて
ふさわしい着物を選ぶ
必要があるということ!
それでは、お茶会のシーン別に
着物を紹介していきます ♪
◉ 初釜に着ていく着物
初釜とは、新年お祝いのお茶会の事。
新年のご挨拶をしながら
その年の最初のお茶を味わいます。
初釜は正式なお茶会なので、
準礼装以上の着物が
良いでしょう。
訪問着、付け下げ
家紋付きの色無地
江戸小紋(紋付)
などの華やかな色柄の
着物がふさわしいです!
また、若い方は
成人式の振袖を着ていくと
場が華やかになって
とても喜ばれます (*´∇`*)
外を歩くときは、
道行コートや着物衿コートなど
礼装にふさわしいコートを着ます。
無地やグラデーションのコートは
フォーマル感があって
おすすめです(^^)
帯は格式高い柄の袋帯を合わせましょう!
( お茶席って正座してる事が多いので
座っていてもパッと見える帯は
私の中では結構重要なんですよね (^o^)/ )
◉ 月釜や親しい間柄
同士のお茶会
月釜とは毎月決まった日にちに
行われるお茶会の事。
月釜にも、気軽なお茶席と
少し格式高いお茶席が
あります。
そのため、
先生や知り合いの方に
事前に聞いておく方が
良いでしょう。
分からないという場合は
色無地1つ紋に
古典柄の袋帯が無難です!
◉ 普段のお稽古や
野点などに着ていく着物
野点(のだて)とは
野外で抹茶を入れて楽しむ
お茶会の事。
初釜とは逆に、
あまり格式高い着物を
着ていくと浮いてしまう
可能性があります。
この場合は
小紋や紬などの普段着とされている
着物が良いでしょう!
あまり仰々しくない帯を
選びましょう。
◉ 季節による着物の違い
季節の変化がある日本では
当然着物の装いも変わります。
10月から5月下旬は裏地のある
袷(あわせ)を着ます。
6月9月は裏地のない
単(ひとえ)を着ます。
7月8月などの盛夏は
薄物に変えなくてはなりません。
絽(ろ)や紗(しゃ)の
着物が一般的になります。
これであなたも
素敵な着物を着て
自信を持って
お茶席に参加できます ♪
着物の知識を持って
お茶会に参加すると
他の方との会話も
広がりますね (*´꒳`*)
私も先生が着物を着てくるたびに
柄や生地など色々お話を伺っていました。
知識がある分
目が行ってしまうんですね ♪
お茶会の服装マスターになった
あなたに!!!
次のブログでは
『 お茶会に必要な持ち物 』
についてお話していきます(^^)
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました ♪
素敵なお茶会に
なりますように。